中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

安西先生のことばを胸に刻む


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2020/7/29 対広島カープ


マツダスタジアムでの対カープ第2戦。

結果は0-2でドラゴンズの敗戦。

 

 

無得点に終わったことで、あまり見どころの無い試合となったが、つまらない日ではなかった

 

今日最大の観戦ポイントは、ウエスタンリーグの対オリックス戦。

根尾昂の1試合2発の大活躍だ。

 

まずは3回、低めの変化球を広いナゴヤ球場の右中間に叩き込んだ。

驚くべきは6回、アウトコースの直球を今度は左中間深くに放り込んだ。

 

昨年のシーズン2本塁打に1日で並んだことにも驚いたが、昨シーズンであればフェンス直撃の打球が、今日は本塁打になっていることに成長を感じた。

 

根尾選手の場合、プロ入りまでの成長過程を見ると、決して成長は早くないが、着実に一歩ずつ成長し、掴んだものは離さなタイプのようだ。

 

今シーズンで2軍は卒業。

来シーズンは1軍で我慢。

そして再来年のシーズンで開花。

 

そんな飛躍の線路がうっすらと見えてきた。

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表する。

 

 

■主演選手賞

 該当なし

 

 

■助演選手賞

 松葉 貴大 投手

 

今日もいつもの松葉投手。

5回途中で球数が30球台であったことにはビックリしてしまったが、ストライク先行の打たせて取る投球は見事であった。

 

悔やまれるのは送りバントの失敗か。

 

 

さて、勝野投手・福谷投手・松葉投手と先発の好投が続き、2軍では柳投手がさすがの投球を披露した。

 

打線では、井領選手とAマルティネス選手を起用し、福田選手が8番を打つという強い打線が組めている。

 

今日はカープの野村投手が素晴らしかったため、結果的には特に気にする敗戦ではない。

戦力は整ってきており、普通の采配をすれば、ここから借金が膨れることはないだろう。

 

 

問題は、借金を返済するためにいくつかの負け試合を勝ち試合にしなくてはいけないことだ。

 

昨シーズンから極端に逆転勝ちが少なく、終盤のうっちゃりが出来ないドラゴンズ

昨シーズンは単なる偶然かと思っていたが、今シーズンを見る限りどうやらこのチームに染み付いた能力のようだ。

 

首脳陣も諦め癖がついてるかのような、試合終盤の選手交代が目立つ。

 

逆転の経験が無いから諦めるのか。

諦めるから逆転できないのか。

 

現在のドラゴンズで最も闇が深いのは、この“諦め癖”なのかもしれない。

 

 

そういえば、スラムダンク安西先生が言った、一番基本的で一番有名なセリフを忘れていた。

 

『最後まで希望を捨てちゃいかん。諦めたらそこで試合終了だよ。』

 

諦め癖が身についてしまったドラゴンズファンの自分への戒めも含めて、いま一度胸に刻みたい言葉だ。