結果は2-10でドラゴンズの大敗。
やってはいけない同一カード3連敗を、開幕2カード目にして早くも披露してしまったドラゴンズ。
優勝争いすることを考えると、ビジターで借金ゼロ、ホームで貯金というのが目安だ。
開幕6戦は、少し出遅れたと言って間違い無いだろう。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
該当なし
岡野 祐一郎 投手
プロ初先発は苦々しいデビューとなった。
5回5失点で負け投手に。
練習試合に比べると、ストレートの威力がなかった岡野投手。
ストレートをファウルにしてカウントを稼いでいく投手だけに、今日は苦しい投球となった。
ベイスターズ先発の坂本投手が素晴らしい投球をしてプロ初勝利を飾っただけに、本人も悔しい気持ちでいっぱいだろう。
さて、開幕直後からここまで数多くの新人が出場する試合も珍しい。
今日はドラゴンズ3人・ベイスターズ2人の計5人が出場した。
ドラゴンズが勝利していれば『ルーキーたちの共演』と、華々しく書きたいところだったが、今日は逆に苦言を呈したい。
2番手で登板した橋本投手と今日スタメンの郡司選手。
ルーキーバッテリーとして6回から2イニングを任されたわけだが、投球のサインが合わなすぎである。
1球のサインを出す度に、橋本投手が5回も6回も首を振るというシーンが続く。見ているこっちが恥ずかしくなる。
橋本投手は自身が投げたい球だけを投げていた。それならば投手がサインを出せばいい。
捕手が年上の選手ならば、ある程度サインに従っていたのだろう。同期だから首を振れる。
逆に、郡司捕手の立場からしたら、先輩投手に首を振られるのは納得できるはずだ。
バッターとの対戦経験もあるし、そこから学んでいくことも多い。
しかし同期からこれだけ首を振られたら、いったい誰をリードすれば良いのか?
橋本投手が悪いというわけではない。
ルーキーとして同期だからこそ、できることはなかったのか。
現時点で、一番理解し合えるバッテリーになれる時間を、入団から共有してきたのではないのか。
今日のこの場は、これまで何度も話し合ってきた配球を、息ピッタリに披露する場ではなかったのか。
結果2失点したことはどうでも良いが、コミュニケーションの形跡が全く見られなかったことが残念だ。
郡司捕手は自分の持つ配球理論を。
橋本投手は自分の持ち球の特徴を。
今夜は寝ないで話し合ってこい‼︎