中日ドラゴンズ アカデミー賞

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中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

采配に萎縮する選手たち


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2020/6/24 対横浜DeNAベイスターズ


横浜スタジアムでの対ベイスターズ第2戦。

結果は2-3でドラゴンズの敗戦。

 

 

「負けに不思議の負けなし」とはよく言ったものだが、今日の負けは不思議な負けである。

 

どんな采配をしたら、今日の試合で負けるというのだろうか。

 

最も不可解だったのは、横浜スタジアムというホームランの出やすい球場で、ホームラン打者の多いベイスターズを相手に、4回無死1・3塁、2対2の同点の場面。

 

ここで「1点をとりに行く野球」をする必要があろうか?

 

打者が加藤選手であろうが、2点以上を奪いにいくために、ヒットを期待すべきではないか。

 

序盤から消極的なセーフティースクイズのサインにより、加藤選手の打撃は萎縮

 

もはやヒットを打つ気持ちなどなくなり、バットに当てることだけを考えたスイング。

結果、ボール球に手が出て三振である。

 

それほど加藤選手の打撃は信用されていないのかと思い、2対3のビハインドで迎えた6回表。

 

京田選手のスリーベース、チャンスで打順は8番加藤選手。当然代打かと思いきや、なんと加藤選手がそのまま打席へ。

 

ここでスクイズなら分かる。

この場面は「1点をとりに行く野球」をする必要がある。もう相手は勝ちパターン継投である。

 

しかしアッサリ打たせてショートゴロ。

 

ファンも混乱だか、やってる選手は大混乱である。

 

いっそのこと、「5回まではピッチャー以外バントをしない」などの明確なルールを決めたほうが、選手たちは溌剌とプレーできるのではないか。

 

もちろん、選手の単純なミスも多かった試合だ。

だが、采配が選手に悪影響を及ぼした試合であることは間違いない。

 

采配とは、作戦ではない。

なにも作戦がなくても、選手に思い切ってプレーさせるゲームマネジメントが、采配である。

 

選手たちの表情が冴えない。

 

 

では、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表します。

 

 

■主演選手賞

 該当なし

 

 

■助演選手賞

 祖父江 大輔 投手

 

ゲーム中盤で試合の流れを失い、終盤はほぼ無意味に経過した今日の試合。

 

大敗しなかったのは祖父江投手がしっかりと集中し、6回と7回を無失点で抑えたからだ。

 

シーズン序盤、祖父江投手はいつも頼りになる。

 

 

ゴールデンラズベリー賞

 遠藤 一星 選手

 

平田選手をスタメンから外したことは納得できる。

 

不調であることはもちろんだが、怪我が多い平田選手は1週間に1度程度休ませて欲しいと、筆者は思っている。

 

それほど、平田選手はシーズン終盤まで必要な戦力である。

 

今シーズン初スタメンとなった遠藤選手だが、チャンスでの三振やバント失敗など良いところなし。

 

安心して平田選手を休ませるためにも、今日の悔しさを糧に、今後の活躍を期待したい。

 

最後の打席でベイスターズ山崎投手から選んだフォアボールには意地を感じた

 

 

さて、明日は同一カード3連敗がかかった試合となる。

大事な試合だが、先発予定の岡野投手には新人らしい溌剌としたピッチングを期待したい。