2020/3/25 対読売ジャイアンツ 練習試合
ナゴヤドームでの対巨人第2戦目。結果は、1-2でドラゴンズの敗戦。
テンション低めに、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を選出します。
■主演選手賞
該当なし
受賞に値する選手はいなかったですね。
■助演選手賞
岡野 祐一郎 投手
巨人の先発戸郷選手が圧巻のピッチングを見せました。腕の使い方や変化球の動き方がドラゴンズの田島投手に似ています。数年前までの田島投手のような素晴らしいピッチング。
対する岡野投手ですが、数試合見てようやく特徴が掴めてきました。まずはストレートで押していくピッチャーであるということ。これは社会人時代を知っている勝野投手が話していた通りです。
次に変化球ですが、フォークはストライクボールの出し入れができており自信がありそうです。スライダー系のボールはコントロールに不安があるのか多投はしません。緩いカーブは初球に使うことが多くカウントが稼げる球、インコースへのシュート系の球はファウルを打たせてカウントを整える球です。
前評判の高かったコントロールですが、確かにキャッチーの構えたコースにいく割合が多い。ですが逆球も5球に1球くらいあるので、すごくコントロールが良いピッチャーという感じはしません。しかし、その逆球がストライクゾーンから大きく外れるので、真中に集まって痛打されるケースが少ない。ここが岡野投手の良いところなのかなという印象を持ちました。
また今日は、加藤捕手のアドバイスにマウンドから大きく「はい!」と答えていたり、「ストライクゾーンを広く広く」という捕手がよく行うジェスチャーをマウンド上で岡野投手が繰り返していたりと、新人らしい率直な姿勢を垣間見ることができました。
■助演選手賞
福田 永将 選手
先制点を取られた直後の同点HR。流れを引き戻す見事な一発でした。
岡田 俊哉 投手
守護神が勝ち越しを許したら試合に負けます。岡田に代わる守護神がシーズン中に出てこないと、中日の優勝は厳しいでしょう。今の岡田がシーズン通して活躍し30セーブをあげることは想像ができない。
だからって他に誰がいるんだ?相手を圧倒できるボールの持主は数少ない。その中から誰を配置するか。首脳陣には思い切った抜擢を期待したい。