中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

7人目の開幕ローテーション『内定』

2020/6/13 対横浜DeNAベイスターズ 練習試合


ナゴヤドームでの対ベイスターズ第2戦。

結果は3-4でドラゴンズの敗戦。

 

最終回までドラゴンズにあった流れを、高松選手のエラーと岡田投手の乱調で手放す。

 

シーズン中には最も避けたい、「勝てる試合を落とす」という結果になってしまいました。

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表します。

 

 

■主演選手賞

 山本 拓実 投手

 

6月5日:岡野祐一郎4回1失点で開幕ローテ『当確』

昨日:吉見一起4回無失点で開幕ローテ『内定』

本日:山本拓実5回完全投球で開幕ローテ『確実』

 

スポーツニュースを追って行くと、ドラゴンズ7人目の開幕ローテーション投手が今日決まったことになるだろう。

 

まぁ少ないよりは良いのだか、、、

 

冗談はさて置き、各投手の好投が熾烈な争いを巻き起こし、首脳陣にとっては嬉しい悩みを生み出している。

 

 

山本投手は今日の最終試験に満点回答

開幕2戦目から逆算して中6日。日程的にも“本当に”開幕ローテを掴み取ったとみて間違いないだろう。

 

最後の1つ、開幕第6戦を吉見投手と岡野投手が争うことになりそうだ。

 

 

■助演選手賞

 京田 陽太 選手

 

2回まで1人のランナーも許さないベイスターズ先発ピープルズ投手。

 

中々良い投手だなと思っていたところ、3回の京田選手の好走塁が流れを動かした

いや、流れを動かしたどころか、ベイスターズ弱点を一気に炙り出した。

 

まずは、ライトのオースティン選手の守備。

京田選手のライト前ヒットを前にファンブル

京田選手はすかさず2塁を陥れる好走塁。

 

次に、ピープルズ投手のフィールディング。

続く加藤選手の打席で内野守備との連携難を露呈。

 

そして、ピープルズ投手のクイックの下手さ。

続く遠藤選手のタイムリー後、盗塁を気にするあまり球速が極端に落ち、さらには楽々と盗塁を許す始末。

 

同じセ・リーグとして、練習試合で新戦力の弱点を把握できたのは大きな収穫だ。

 

オープン戦の時にはカープの新戦力、DJジョンソン投手に対しても同じように弱点を炙り出していたが、この情報は必ず本番に活きてくる。

 

実際に、オースティン選手の返球モーションの大きさを把握した荒木三塁コーチは、4回の京田選手のライト前ヒットで1塁ランナーの高橋選手を躊躇なく3塁まで走らせている。

 

昨日はオースティン選手の打撃にやられたが、今日はオースティン選手の守備の隙を突いた。

 

そんな展開を呼び込んだ京田選手の走塁は素晴らしかった。

 

 

ゴールデンラズベリー賞

 岡田 俊哉 投手

 

今日の試合の継投で分かったのは、開幕守護時は岡田投手で行くということ。

 

今日試合後の与田監督のコメントで分かったのは、開幕守護時は岡田投手で変えないということ。

 

それにしても、四球を連発するほどコントロールが悪い投手ではないんだが。

明らかに順調な調整はできていない様子。

 

筆者の希望はクローザー藤嶋投手

段々と投球内容が良くなっているだけに、まずはセットアッパーで結果を示し、力で守護時の座を勝ち取ってもらいたい。

 

 

さて、明日はついに最後の練習試合。

大島選手の欠場は気になるが、今のところ大きな怪我人は無し。

 

「ハマのドラゴンキラー」平良投手を打ち崩し、気分良く開幕を迎えよう。

 

 

負け犬の遠吠え

2020/6/12 対横浜DeNAベイスターズ 練習試合


ナゴヤドームでの対ベイスターズ第1戦。

結果は4-8でドラゴンズの敗戦。

 

 

筆者は、セ・リーグの他のどの球団よりも、ベイスターズに負けるのが一番悔しい

 

それは練習試合でも変わらず、今日はとても残念な気分だ。

 

神奈川在住で周りにベイスターズファンが多いという原因もあるが、最も大きな理由はドラゴンズと対照的なチーム作りをしているからだ。

 

ベイスターズのスタメンは、半ば守備を捨てている。

セカンドのソト選手は言うまでもなく、レフトの佐野選手、そして新加入でライトのオースティン選手も今日の試合を見る限り守備に難がある。

 

一方で打撃は凄まじい

特にオースティン選手は、打撃フォームを見る限り弱点が少なそう。パワーは申し分ないし、逆方向にも長打が打てそうだ。

 

守備に目を瞑り、打撃に重きを置く

 

ドラゴンズとは対照的なチームスタイルを、少し羨ましく思う反面、そんな雑な野球には負けたくないと強く思うのだ。

 

 

打撃も大事だが、守備はそれ以上に大事である。

 

単純に数字だけで考えると、多少のエラーはあっても30本塁打を打つ選手ならチームにとって必ずプラスだと考える方もいるであろう。

 

しかし、野球はそんなに単純ではない

 

野球は、流れのスポーツである。

打撃と違って守備は、一つのミスが試合の流れを変えてしまう

 

ベイスターズに負けると、その考え方がまるで負け犬の遠吠えのようになってしまう。

だから、一番悔しいのだ。

 

 

もちろん、ナゴヤドーム横浜スタジアムという両極端なホーム球場が、その戦い方の裏側にあるのは間違いない。

 

しかし、例えば小さな侍ジャパンが屈強な米国大リーグ代表に臨んでいくように、野球とは何たるかを見せつけてやりたいと思うのだ。

 

 

さて、前置きが長くなったが、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表します。

 

 

■主演選手賞

 該当なし

 

 

■助演選手賞

 濱田 達郎 選手

 

開幕直前のこのタイミングで、今シーズンから支配下登録に復帰した濱田投手が登板するとは、正直思わなかった。

 

今シーズンの特例である1軍登録選手枠の拡張

恐らくはこの恩恵を受けるかたちで、候補として出番が回ってきた。

 

今日は6回に登板し1イニングを完璧な投球。

まずは、競争のスタートラインに立った。

 

 

ゴールデンラズベリー賞

 大野 雄大 投手

 

相手の先発が球界を代表する左腕、今永投手。

そんな試合で2回までに5失点すれば、試合に勝つのは難しい。

 

来週ではなくて良かったと思うしかないだろう。

 

 

 

さて、今日の試合最大の注目ポイントは、スタメン捕手に誰が名を連ねるかであった。

 

首脳陣の選択は加藤捕手

これで開幕スタメンは加藤捕手で確定であろう。

 

先週、大野投手がバッテリーを組んだのが郡司捕手であったため、今日のスタメンが注目されたが、やはり野投手から指名を受けている加藤捕手が開幕捕手に選ばれたようだ。

 

 

もう一つ、今日の試合では7回から2イニング岡野投手が登板した。

 

開幕ローテーション候補が7人いるだけに、1週間に限ると1人は先発ができない現状。

 

先週は吉見投手が先発をしなかったが、今週は岡野投手の番だったようだ。

 

この登板については、練習試合再開前からの規定路線であるように感じる。

なぜなら、先週だけのピッチングを見れば、野投手が先発を外れる理由がないからだ。

 

だとすると、2週連続で先発機会が与えられている山本投手は、練習試合再開前から、既に開幕ローテとして頭一つリードしていたのではないか、という推測ができる。

 

 

いずれにせよ、明日先発するであろう山本投手が、自らの手で開幕ローテを掴み取ることができるのか。

周りを納得させるピッチングを見せることができるのか。

 

少なくとも6イニングをしっかり投げ切る姿を期待したい。

 

 

みんなで選ぶ開幕ローテ(結果編)

 

本日の練習試合、千葉マリンスタジアムでの対マリーンズ第3戦は、0-1でドラゴンズが敗れました。

最後は天候不良でコールドゲームとなりました。

 

投手陣の好投やセンターでスタメン出場した武田選手の好守はありましたが、如何せん無得点ということで、今日の試合についての「アカデミー賞」の発表は行わず、代わりに、先日からドラゴンズファンの皆さまに投票を行ってもらっていた「みんなで選ぶ先発ローテ」の結果発表を行います

 

投票開始から3日間、たくさんのご投票をいただき、誠にありがとうございました。

 

おさらいになりますが、開幕ローテーション投手は6名。

野投手と柳投手は確実であるため、以下5名の候補投手をリストにしました。

 

吉見 一起 投手

岡野 祐一郎 投手

梅津 晃大 投手

小笠原 慎之介 投手

山本 拓実 投手

 

皆さまには、リストの中から開幕ローテーションを”外れる”と予想する投手を1人選択してもらいました。

 

 

 

それでは、得票数第5位から発表していきます。

 

 ■得票数 第5位(第4位)

  岡野 祐一郎 投手

  梅津 晃大 投手

 

同得票数で、岡野投手と梅津投手が選ばれました。

同得票数といっても、なんと両選手とも1票も入りませんでした

 

梅津投手は分かります。

昨年後半の実績、投げている球の質、次期エースの雰囲気、体調が万全であればローテを外してはいけない投手です。

 

しかし、新人の岡野投手に1票も入らなかったことには驚きました。

 

練習試合・オープン戦を通じて、相手打線に打ち込まれたといえる試合がなかったのが要因でしょう。

「状態が悪くても試合を作る投手」という前評判は、今のところばっちり当てはまっています。

 

これで岡野投手が開幕ローテから外れたら、他の投手を褒めるしかないでしょう。

野投手は最大限のアピールをし続けています。

 

 

続いて、得票数第3位です。

 

 

 ■得票数 第3位

  小笠原 慎之介 投手

 

得票数5票・全体の11%を集めた小笠原投手が選ばれました。

 

年齢は小笠原投手のが下とはいえ、実績の乏しい岡野投手や梅津投手より票を集めてしまいました。

 

何よりも、練習試合・オープン戦を通じて投げている球に元気がないですね。

昨日も6回途中4失点で降板。

 

まさかまさかの逆転での開幕ローテ脱落はあり得るのでしょうか。

 

 

続いて、得票数第2位です。

 

 

 ■得票数 第2位

  山本 拓実 投手

 

得票数12票・全体の27%を集めた山本投手が選ばれました。

 

5人の中で最も年齢の若い山本投手。

期待はしているものの開幕ローテにはまだ早い、という評価が多いのでしょうか。

 

小笠原投手が「本来の実力を出し切れていない」という評価であるのに対し、

山本投手は「本来の実力を出し切っているが、通用しきれていない」という評価ではないでしょうか。

意外とこの差は大きいのかもしれません。 

 

若しくは、筆者のように山本投手の適正は中継ぎにある、と感じているファンもいるかもしれません。

 

いずれにせよ、ドラフト下位指名である3年目20歳の投手が、開幕ローテ争いに参加しているということが、ドラゴンズにとっては非常にポジティブなニュースです。

 

 

続いて、得票数第1位です。

 

 

 ■得票数 第1位

  吉見 一起 投手

 

得票数27票・全体の61%を集めた吉見投手が、残念ながら第1位に選ばれました。

 

思っていたよりも、票を集めてしまった印象です。

 

これはある意味仕方ありません。

ファンは未来を想像してワクワクするもの。

ベテランの吉見投手がローテに入るよりは、若く伸びしろのある山本投手を見てみたいと思うのが普通の心情でしょう。

 

しかし、今日の練習試合は4回無失点の好投

練習試合の結果だけ見れば、5人で一番の成績を残しています。

 

ここ数年期待を裏切り続けているだけに、安易に期待することは避けたいですが、開幕ローテの椅子を勝ち取っても何ら不思議はありません。

 

 

ということで、「みんなで選ぶ先発ローテ」の結果、ドラゴンズの開幕ローテーションは以下6名となりました。

 

大野 雄大 投手

柳 裕也 投手

岡野 祐一郎 投手

梅津 晃大 投手

小笠原 慎之介 投手

山本 拓実 投手

 

果たして、首脳陣はどの6名を選ぶのか。

 

そして、練習試合は残り3試合。

登板が残されている大野投手・野投手・山本投手・梅津投手がどのようなピッチングを見せるのでしょう。

開幕まで目が離せません。 

 

 

高松渡の活躍に最も刺激を受ける者

2020/6/10 対千葉ロッテマリーンズ 練習試合


千葉マリンスタジアムでの対マリーンズ第2戦。

結果は10-4でドラゴンズが2試合続けての大勝。

 

結果は大勝でしたが8回裏までは1点差の接戦

そのまま1点差で守護神岡田投手のピッチングを見てみたい気もしました。

 

先発の小笠原投手は6回途中4失点。

正に「のらりくらり」のピッチング。

ストレートの球速は130キロ後半、大丈夫なんでしょうか。

 

投球フォームも、今日は投げ終わった後に捕手に背を向けるシーンが目立ちました。

そんなフォームだったかな。

 

今シーズンからの変化を目指し、試行錯誤のあとは伺えます。

変化が進化になるか退化になるか

もう開幕は目の前です。

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表します。

 

 

■主演選手賞

 阿部 寿樹 選手

 

今日の試合は序盤に4点を先取したことで、ドラゴンズの一方的な試合になってもおかしくなかった

 

ところが、先発小笠原投手があっさりと失点を重ね、気付けば4対3の一点差に詰め寄られる。

 

そんな展開の中、6回表に貴重な追加点となるソロホームランを放った阿部選手を選出。

 

何が貴重かというと、4回から登板したマリーンズ西野投手の投球が素晴らしく、流れはマリーンズに傾きかけていた

 

その流れを引き戻したという意味で今日の試合においては貴重な一発だった。

 

ホームランの打席も西野投手のストレートとカーブの球速差に翻弄されており、たまたま半速球のようなフォークボールがきたので当てることができた、というような内容だった。

 

マリーンズからすると悔やまれる1球だったであろう。

 

 

同じセカンドの高松選手が、昨日の試合でランニングホームランを放ったことで大きなニュースになった。

 

しかし、それに刺激を受けるほど阿部選手の昨年の実績は柔な数字ではない

 

「高松渡の活躍に最も刺激を受ける者」は、残念ながら阿部寿樹ではない

 

 

■助演選手賞

 又吉 克樹 投手

 

練習試合8試合目にして3度目の受賞である。

又吉投手が凄いとも言えるが、先発投手陣が不甲斐ないとも言える。

 

今日も小笠原投手の後を継いで、6回途中から2番手で登板。

課題の回跨ぎも問題なく、7回までを完璧な救援

 

テレビで岩瀬さんが今シーズンのキーマンとして又吉投手をあげていた。

あくまでも練習試合だが、今のドラゴンズを支えているのは、きっちりと試合を立て直している2番手投手、今日の又吉投手や昨日の橋本投手だ。

 

過密日程かつ調整不足が心配される今シーズン。

岩瀬さんがおっしゃるように、このポジションの投手がシーズンの命運を握るかもしれない。

 

 

■助演選手賞

 大島 洋平 選手

 

昨日から6打席連続安打と、手のつれられない状態。

今日は本塁打を含む猛打賞の活躍。

 

特に1打席目のツーベースは、マリーンズ先発岩下投手のリズムを崩す、意味のあるヒットであった。

 

 

その他にも、9回表に活躍した控え野手陣をわすれてはならない

先頭打者として出塁した石川駿選手、タイムリーヒットの福田選手と遠藤選手、そして本塁打を放った武田選手。

一挙5点を奪う素晴らしい攻撃だった。

 

 

さて、肝心の「高松渡の活躍に最も刺激を受ける者」だが、答えは2軍の試合にある。

 

オープン戦までは自らが掴み取っていたはずの「1軍セカンド控え」という枠を、年下の高松渡に奪われ、尚且つ活躍を全国ニュースで見ることなど、屈辱以外の何者でもない

 

その鬱憤を晴らすかのように、5回にセンターオーバーのタイムリスリーベース

 

俺はここにいるぞ

 

高松渡のような若手選手の1軍での活躍は、チーム全体にプラスの効果でしかない。

 

それを感じた26才、溝脇隼人の無言のアピールであった。

 

 

憧れを超えてゆけ

2020/6/9 対千葉ロッテマリーンズ 練習試合


千葉マリンスタジアムでの対マリーンズ第1戦。

結果は11-5でドラゴンズの大勝。

 

 

スカパーの解説者がドラゴンズ福田永将選手を呼ぶ際、やたらと“ノブマサ” を強調していましたが、理由は恐らくマリーンズにも福田選手が出場していたからでしょう。

 

そのマリーンズ福田秀平選手は、FAでマリーンズに移籍し今シーズンからプレーしています。

 

ドラゴンズも獲得に乗り出していましたが、仮にドラゴンズに入団していたら、“ノブマサ” という呼び方が広まっていたのでしょうか。

そして、“タカハシ” という呼び方も。

 

違和感がすごいので、不幸中の幸かなと思いました。

 

 

また、マリンスタジアムの雰囲気、良かったですね。

応援団の録音を球場で流す

無観客の静けさが和らぎ、自然な観戦をすることができました。

 

ナゴヤドームにもどんな工夫がされているのか、楽しみです。

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表します。

 

 

■主演選手賞

 京田 陽太 選手

 

2回の先制2ランホームランに、7回の試合を決定付ける2点タイムリスリーベース

サイクルヒットに王手となる猛打賞に、流れを引き寄せる6回のファインプレー

 

今日の試合は京田選手で勝った試合

憧れの鳥谷選手の前で、文句なし、素晴らしいプレーだった。

 

 

■助演選手賞

 平田 良介 選手

 

自身の結果としてはノーヒットだったが、ドラゴンズにとっては意味のある活躍を見せた。

 

まずは3対4で一点差を追う6回の打席。

先頭打者の大島選手の出塁後、打席に入ったのは2番でスタメン出場の平田選手。

 

エンドランをきっちりとセカンドに転がし、この場面最も必要な進塁打を放つ。

 

その後、“ノブマサ” のタイムリーが飛び出し、同点につながった。

 

次に4対4の同点で迎えた7回。

ワンアウト満塁で打席に立った平田選手。

 

ライトに大きな犠牲フライを放ち、逆転となる5点目をチームにもたらした。

 

これぞ2番。

平田選手の真骨頂は「フォアザチーム」ができる打撃スタイルである。

 

 

■助演選手賞

 橋本 侑樹 投手

 

先発の柳投手が中々リズムに乗れず、2点の先取点をあっさりと逆転された今日の試合。

 

ドラゴンズに良い流れを呼び寄せたのは、6回裏に2番手で登板した橋本投手であった。

 

直前の6回表、“ノブマサ” のタイムリーにより4対4の同点に追いつき、絶対にゼロで抑えたい6回裏

 

京田選手の好プレーもあり、見事三者凡退に抑える素晴らしい投球。

 

今日は3人とも右打者との対戦となったが、ストレートとスライダーのコンビネーションが冴え、課題のコントロールも問題なし。

 

投球リズムも良いため、攻撃陣にも良い流れがやってくる。

つぎの7回表に平田選手の犠牲フライで逆転だ。

 

ゴンサレス投手や岡田投手といった救援左腕が良い結果を残さない中、この新人左腕の位置付けは徐々に上がってきているはずだ。

 

 

さて、今日の試合は2番に平田選手が入った。

詳しくはまた別の機会で書こうと思うが、平田選手を「フリースインガー」にしてはいけない

 

「制約」のある2番打者が、やはり向いている。

それを確認できたのが、今日の一番の収穫である。

 

 

みんなで選ぶ開幕ローテ(投票編)

 

本日2本目の記事となります。

1本目『開幕までのカウントダウン』はこちら↓↓

 

 

 

 

 

さて、本日2本目の記事は「みんなで選ぶ開幕ローテ」と題し、ドラゴンズファンの皆さまは誰が「開幕ローテーション」に相応しいと考えているのかアンケートを実施したいと思います。

 

 

開幕ローテーション投手は6名。

野投手と柳投手は確実であるため、その他5名の候補投手をリストにしています。

 

リストの中から開幕ローテーションを”外れる”と予想する投手を1人選択し、「投票」ボタンを押してください。

(投票後は変更できませんので、間違えないよう注意してください。)

 

なお、候補投手5名の先週の練習試合結果及び昨年の成績は以下の通りです。

 

■先週の練習試合結果

吉見 一起 投手:3回1失点 被安打2四死球0

岡野 祐一郎 投手:4回1失点 被安打4四死球0

梅津 晃大 投手:4回4失点 被安打5四死球2

小笠原 慎之介 投手:3回3失点 被安打5四死球2

山本 拓実 投手:4回4失点 被安打6四死球2

 

■昨年の成績

吉見 一起 投手:5試合1勝1敗 防御率6.41

岡野 祐一郎 投手:ルーキー

梅津 晃大 投手:6試合4勝1敗 防御率2.34

小笠原 慎之介 投手:7試合3勝1敗 防御率2.56

山本 拓実 投手:9試合3勝3敗 防御率2.98

 

 

改めて見ると、昨年10試合登板した投手はいないんですね。

そこから4人が開幕ローテかと思うと、ゾッとしてきました。

 

さて、個人的には吉見投手か山本投手が残念ながら”外れる”と予想しますが、皆さまによる選出は誰になるのでしょうか。

 

 

開幕ローテーションから外れる投手は?
吉見 一起 投手
岡野 祐一郎 投手
梅津 晃大 投手
小笠原 慎之介 投手
山本 拓実 投手
 
 
 
 
投票結果は、後日本ブログで発表したいと思います。
 
皆さまの投票、お待ちしています。
 
 
 

開幕へのカウントダウン

 

プロ野球開幕まであと10日余り。

残る練習試合は6試合。

 

開幕に向けたドラゴンズのチェックポイントを最終確認しておこう。

全部で6つのポイントだ。

 

 

① 開幕ローテ―ション

 

幻の開幕ローテ―ションであった6人の投手。

(大野・山本・小笠原・柳・吉見・岡野)

 

そこに梅津投手を加えた、計7人で争われている開幕ローテ―ション

 

筆者は、大野・小笠原・柳・梅津投手の4人は確定であり、残りの2枠を山本・吉見・岡野の3投手で争っていると想定しているが、先週の3投手の結果はこのような印象だ。

 

岡野>吉見>山本

 

果たして、誰が脱落するのか。

今週の各投手の投球内容に注目したい。

 

 

② 開幕捕手

 

予定通り3月に開幕していれば、スタメン捕手は加藤選手であった。

開幕投手野投手が指名をしたからだ。

 

ところが、開幕が延期となったことで状況が混沌としてきた。

首脳陣は直近の紅白戦・練習試合と、2試合連続で野投手を郡司選手と組ませている。

 

延期期間に考えが変わったのか、それとも当初の予定通り加藤選手を起用するのか。

 

今週金曜日の練習試合、野投手の相棒を務める者が開幕捕手であろう。

大注目だ。

 

 

③ 開幕レフト

 

新加入のシエラ選手も調子を上げてアピールしているが、開幕に限って言えば福田選手とアルモンテ選手の一騎打ちだろう。

 

両選手に甲乙は付け難く、開幕してからもコンディションや相性を考えて併用されていく可能性が高いと想定している。

 

とすれば、開幕レフトはヤクルト先発石川投手との相性次第である。

 

■2018年

福田VS石川:10打数1安打1本塁打

アルモンテVS石川:12打数4安打

 

■2019年

福田VS石川:2打数0安打

アルモンテVS石川:4打数2安打1本塁打

 

アルモンテ選手は石川投手を得意にしている。

開幕レフトはアルモンテ選手が優勢だ。

 

 

④ 守護神

 

キャンプイン当初に守護神候補と目されていたのは岡田投手と藤嶋投手

 

藤嶋投手は出足から結果が出ず躓き、岡田投手は最近打ち込まれるケースが目立っている。

 

そこで昨シーズン抑えの経験もあるR・マルティネス投手の名前も挙がってきているが、開幕からの守護神には誰が任命されるのか。

 

前述した3つのポイントと異なり、守護神の選択はシーズン全体に関わってくる。

 

首脳陣に課された、最も大きな任務

練習試合残り6試合の守護神に注目したい。

 

 

⑤ 打順

 

打順の注目点は、2番に座る打者だ。

最近でも、アルモンテ選手や平田選手が日替わりで起用されている。

 

筆者の意見としては、平田選手一択である。

これについては、開幕までに別途書きたいと思う。

 

題名は平田良介に制約を』の予定だ。

乞うご期待。

 

 

⑥ 開幕一軍

 

控え選手にとっても勝負の一週間。

レギュラーの出場機会が多くなるため、アピールする機会はもう僅かしか残されていない。

 

鈴木博志、高松渡、石川駿、渡辺勝、遠藤一星、、、

 

一軍登録人数がまだはっきりしていないが、当落線上にいる選手たちの最後のアピールに期待したい。

 

 

以上がドラゴンズのチェックポイントだ。

 

 

また、そろそろ対戦する他球団の先発投手の情報も気になる時期になってきた。

 

開幕カードのヤクルト、練習試合の表ローテは、石川→小川→高橋奎二であった。

2カード目DeNAの裏ローテは、濱口→上茶谷→坂本(ルーキー)であった。

 

上茶谷投手は登板後にコンディション不良が伝えられており、登板は見送られるかもしれない。ハマの「ドラゴンキラー」平良投手をぶつけてくる可能性もありそうだ。

 

各球団の先発投手からも目が離せない一週間となりそうだ。

 

 

 

さて、最後に全く話は変わるが、遠藤一星選手がジャイアンツの亀井義行選手に憧れているとの情報があった。

 

筆者が勝手に遠藤選手の完成形として考えていた亀井選手を、まさか本当に本人が意識しているとは。

 

偶然ながら、すごく嬉しいニュースであった。

 

遠藤選手と亀井選手についての記事はこちら↓

 

academyawards-dragons.hatenadiary.com

 

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