本日の練習試合、千葉マリンスタジアムでの対マリーンズ第3戦は、0-1でドラゴンズが敗れました。
最後は天候不良でコールドゲームとなりました。
投手陣の好投やセンターでスタメン出場した武田選手の好守はありましたが、如何せん無得点ということで、今日の試合についての「アカデミー賞」の発表は行わず、代わりに、先日からドラゴンズファンの皆さまに投票を行ってもらっていた「みんなで選ぶ先発ローテ」の結果発表を行います。
投票開始から3日間、たくさんのご投票をいただき、誠にありがとうございました。
おさらいになりますが、開幕ローテーション投手は6名。
大野投手と柳投手は確実であるため、以下5名の候補投手をリストにしました。
吉見 一起 投手
岡野 祐一郎 投手
梅津 晃大 投手
小笠原 慎之介 投手
山本 拓実 投手
皆さまには、リストの中から開幕ローテーションを”外れる”と予想する投手を1人選択してもらいました。
それでは、得票数第5位から発表していきます。
■得票数 第5位(第4位)
岡野 祐一郎 投手
梅津 晃大 投手
同得票数で、岡野投手と梅津投手が選ばれました。
同得票数といっても、なんと両選手とも1票も入りませんでした。
梅津投手は分かります。
昨年後半の実績、投げている球の質、次期エースの雰囲気、体調が万全であればローテを外してはいけない投手です。
しかし、新人の岡野投手に1票も入らなかったことには驚きました。
練習試合・オープン戦を通じて、相手打線に打ち込まれたといえる試合がなかったのが要因でしょう。
「状態が悪くても試合を作る投手」という前評判は、今のところばっちり当てはまっています。
これで岡野投手が開幕ローテから外れたら、他の投手を褒めるしかないでしょう。
岡野投手は最大限のアピールをし続けています。
続いて、得票数第3位です。
■得票数 第3位
小笠原 慎之介 投手
得票数5票・全体の11%を集めた小笠原投手が選ばれました。
年齢は小笠原投手のが下とはいえ、実績の乏しい岡野投手や梅津投手より票を集めてしまいました。
何よりも、練習試合・オープン戦を通じて投げている球に元気がないですね。
昨日も6回途中4失点で降板。
まさかまさかの逆転での開幕ローテ脱落はあり得るのでしょうか。
続いて、得票数第2位です。
■得票数 第2位
山本 拓実 投手
得票数12票・全体の27%を集めた山本投手が選ばれました。
5人の中で最も年齢の若い山本投手。
期待はしているものの開幕ローテにはまだ早い、という評価が多いのでしょうか。
小笠原投手が「本来の実力を出し切れていない」という評価であるのに対し、
山本投手は「本来の実力を出し切っているが、通用しきれていない」という評価ではないでしょうか。
意外とこの差は大きいのかもしれません。
若しくは、筆者のように山本投手の適正は中継ぎにある、と感じているファンもいるかもしれません。
いずれにせよ、ドラフト下位指名である3年目20歳の投手が、開幕ローテ争いに参加しているということが、ドラゴンズにとっては非常にポジティブなニュースです。
続いて、得票数第1位です。
■得票数 第1位
吉見 一起 投手
得票数27票・全体の61%を集めた吉見投手が、残念ながら第1位に選ばれました。
思っていたよりも、票を集めてしまった印象です。
これはある意味仕方ありません。
ファンは未来を想像してワクワクするもの。
ベテランの吉見投手がローテに入るよりは、若く伸びしろのある山本投手を見てみたいと思うのが普通の心情でしょう。
しかし、今日の練習試合は4回無失点の好投。
練習試合の結果だけ見れば、5人で一番の成績を残しています。
ここ数年期待を裏切り続けているだけに、安易に期待することは避けたいですが、開幕ローテの椅子を勝ち取っても何ら不思議はありません。
ということで、「みんなで選ぶ先発ローテ」の結果、ドラゴンズの開幕ローテーションは以下6名となりました。
大野 雄大 投手
柳 裕也 投手
岡野 祐一郎 投手
梅津 晃大 投手
小笠原 慎之介 投手
山本 拓実 投手
果たして、首脳陣はどの6名を選ぶのか。
そして、練習試合は残り3試合。
登板が残されている大野投手・岡野投手・山本投手・梅津投手がどのようなピッチングを見せるのでしょう。
開幕まで目が離せません。