2021/5/23 対読売ジャイアンツ
結果は4-1でドラゴンズの勝利。
シーズン前、ドラゴンズの優勝に向けて筆者が予想した交流戦前までの必要貯金数は+3。結果は、予想を3段階下回る−6。
次の区切りである交流戦後の必要貯金数は+1。交流戦で借金を帳消しにする猛追を見せ、セリーグ他球団が黒星を重ねるミラクルが起こせるか。
開幕投手も4番も、だんだんと身体が温まってきたようだ。
■主演選手賞
ビシエド 選手
先制ホームランにダメ押しタイムリーと、2日連続で4番らしい働きを見せた。特に3-1からどちらが点を取るかで試合が決まるゲーム展開、7回のタイムリーは見事であった。
■助演選手賞
福谷 浩司 投手
内容に苦しみながらも6回1失点の粘りを見せて今シーズン2勝目。
昨シーズンのように綺麗に勝つ必要はない。泥臭く勝ち星を掴み続ける方が福谷投手にはよく似合う。
■助演選手賞
三ツ俣 大樹 選手
7回裏、試合の流れに水を差さない見事な送りバントで、ビシエド選手のタイムリーを演出。
送りバントができないドラゴンズで、その器用さは一際輝いている。
さて、ウエスタンリーグではドラフト1位ルーキ・高橋宏斗投手が登板。
失点はしたものの、唸りをあげる豪速球の連続に、そのポテンシャルの高さ・秘めたるエンジンの大きさに末恐ろしさを感じる。
昨年のドラフト1位ルーキーは、早川投手・佐藤選手・伊藤投手・栗林投手と、他球団でも前評判を上回る活躍を見せている。
一概に、高卒と大社卒を比較することは出来ないが、このゴールデンルーキー達に高橋宏斗投手が見劣りすることは、今のところ考えなくて良さそうだ。