今日はウエスタンリーグのカープ戦。4-3で勝利し、2軍は3連勝と好調なスタートをきった。
先発の勝野投手は、今期これまでと大きく変わりなく、ストレートが138キロから140キロ程度と昨年の好調時とは程遠い内容。
ナゴヤ球場のスピードガンが遅めに出るにしても、カープ床田投手より5キロ前後遅いため、スピードは物足りないと考えられる。
来週のジャイアンツ打線は、この内容で抑えられるほど甘く無い。なんとか5回3失点で試合を作る投球を見せてもらいたい。
中継ぎ陣では、育成ルーキーの近藤投手がプロ初セーブを記録。ほぼストレートしか投げないが、ナチュラルで曲がる変化量は相当なもの。
カットボールとスライダーを交互に投げているような投球に、相手打者は困惑気味である。
相手打者が独特の球の軌道に慣れてきた時に、どう反応するのか。楽しみに見ていきたい。
野手陣では、石垣選手が“2軍の帝王”の貫禄を見せつける。カープの主戦投手である床田投手から2安打1本塁打。チェンジアップに威力のない左投手は得意なことが分かる。やはり課題は外の落ちるボールか。
さて、ついにプロ野球開幕まであと2日。
明日は開幕1軍が明らかになり、緊張感も高まってくる。今のところチームにコロナ陽性者もいなく、問題なく開幕戦に臨めそうだ。
思えば昨シーズンもMazdaスタジアムで開幕予定が、開幕延期となり神宮球場での開幕となった。
2年越しのMazdaスタジアム開幕戦。
良いスタートをきってもらいたいものだ。