2020年 アカデミー賞(年齢別獲得pt)
今回は、2020年アカデミー賞のスピンオフ企画第2弾、『年齢別獲得pt』の発表を行いたいと思う。
今シーズン活躍した選手たちは、来年何歳を迎える選手たちなのか。今後のドラゴンズの成長曲線を推し量る意味でも重要な要素の1つだ。
それでは早速5位から順に発表していこう。ちなみに、学年別ではなく年齢別としている点にご留意いただきたい。記載の年齢は来年迎える年齢だ。また、外国人選手は集計の対象外としている。
■年齢別獲得pt(5位)
32歳・1989年生まれ(23pt)
第5位は、23ptを獲得した32歳を迎える選手たち。
ポイントを獲得したのは阿部選手(12pt)・井領選手(9pt)・遠藤選手(2pt)の3名。その他には田島投手が現役だ。
1軍で活躍し始めてから日の浅い選手が多く、32歳にしては実績の少ない選手たちが並んでいる印象だが、晩成型の選手であればこれから実力を伸ばしていくケースも十分考えられる。
来年は実質3年目で飛躍が期待される阿部選手を筆頭に、他の3選手にも更なる成長を期待したい。
■年齢別獲得pt(4位)
34歳・1987年生まれ(27.5pt)
第4位は、27.5ptを獲得した34歳を迎える選手たち。
とはいえ、こちらは全て祖父江投手の獲得ptだ。その他の現役選手は大野奨太選手しか残っておらず、伸びしろは非常に少ない状況。
祖父江投手が今後何歳まで活躍できるのか。タフな投手だけに息の長い活躍を期待したい。
■年齢別獲得pt(3位)
27歳・1994年生まれ(30pt)
今シーズンは8名がプレーをしたドラゴンズの中心世代。
投手は柳投手(5pt)と岡野投手(-5pt)がポイントを獲得。打者は高橋選手(22pt)・京田選手(10pt)・武田選手(1pt)・溝脇選手(-3pt)がポイントを獲得。
前後の世代である1995年生まれ(笠原投手・マルク投手・丸山投手)が獲得ptゼロ・1993年生まれ(佐藤投手・木下投手・渡辺選手)が8.5pt獲得と、野球選手として脂がのるはずの20代後半の世代が不甲斐ない成績に終わっているだけに、この1994年生まれが背負う責任は大きい。
今度数年間は、チームを引っ張っていく世代。来シーズンは第1位奪取を期待したい。
■年齢別獲得pt(2位)
30歳・1991年生まれ(35pt)
第2位は、35ptを獲得した30歳を迎える選手たち。
ポイントを獲得したのは木下選手(21pt)・福谷投手(10pt)・岡田投手(3pt)・桂選手(1pt)の4名。入団年は皆バラバラであり統一感のないメンバーだが、木下選手と福谷投手にはこれから全盛期を迎える気配がある。
一方、高卒入団から長く活躍している岡田投手だが、まだまだ衰える年齢ではないはず。今シーズンの借りは来シーズンに返してもらいたい。
■年齢別獲得pt(1位)
33歳・1988年生まれ(39pt)
第1位に輝いたのは、39ptを獲得した1988年生まれの33歳。
ザ・ドラゴンズといったメンバー構成となっており、大野投手(23pt)・平田選手(7pt)・福田選手(6pt)・堂上選手(3pt)の4名が現役。
皆が本領を発揮すれば、60ptくらい獲得できる断トツ1位の世代だが、皆怪我に悩まされている印象だ。
今シーズン、大野投手がキャリアハイとも呼べる成績を叩き出したのに対し、他の3名は年齢による衰えが開始されたかのような低迷ぶり。特に福田選手は晩成型の匂いが漂う選手なだけに、来シーズンの爆発に期待をしたい。
さて、30代の世代がベスト5位のうち4位を占めたドラゴンズ。次順位の6位も36歳・1985年生まれ(大島選手・谷元投手)ということで、主力の高齢化が進んでいる。
若手の有望世代は、第10位にランクインした23歳・1998年生まれの選手たち。ドラゴンズ新世代の旗手となるべく、藤嶋投手(4pt)と石垣選手(4pt)の成長には大きく期待をしたい。
全体順位
1位 33歳・1988年生まれ(39pt)
2位 30歳・1991年生まれ(35pt)
3位 27歳・1994年生まれ(30pt)
4位 34歳・1987年生まれ(27.5pt)
5位 32歳・1989年生まれ(23pt)
6位 36歳・1985年生まれ(20.5pt)
7位 31歳・1990年生まれ(18.5pt)
8位 29歳・1992年生まれ(9.5pt)
9位 28歳・1993年生まれ(8.5pt)
10位 23歳・1998年生まれ(8pt)