中日ドラゴンズ アカデミー賞

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中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

2020年 アカデミー賞(ドラフト年別獲得pt)


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今回は、2020年アカデミー賞のスピンオフ企画第1弾、『ドラフト年別獲得pt』の発表を行いたいと思う。

今シーズン活躍した選手たちは、いったい何年前のドラフト会議にて指名された選手たちなのか。ドラフト会議の成果を図る上でも興味深いランキングになると思う。

 

それでは早速5位から順に発表していこう。ちなみに、外国人選手(ビシエド選手など)と他球団からの移籍選手(谷元投手など)は集計から外している。

 

 

ドラフト年別獲得pt(5位)

 2011年ドラフト組(22pt)

 

第5位は、22ptを獲得した2011年ドラフト組が受賞。

とはいえ、この22ptは全てドラフト1位指名高橋周平選手の獲得ptである。残念ながら6選手が指名された2011年ドラフト組も今や現役選手は2名のみ。ここからの挽回は、ドラフト3位指名の田島投手の復活にかかっている。

なお、ドラフト4位指名であった辻投手は現在母校・日本体育大学でコーチを務めているが、今年のドラフト2位指名となった森投手をドラゴンズに送り込んでくれており、陰からチームを支えているとも言えるだろう。

 

2011年ドラフト指名選手

1位 高橋周平
2位 西川健太郎
3位 田島慎二
4位 辻孟彦
5位 川崎貴弘
6位 宋相勲

 

 

ドラフト年別獲得pt(4位)

 2010年ドラフト組(23pt)

 

第4位は、23ptを獲得した2010年ドラフト組が受賞。

こちらも2011年組と同様、23ptは全てドラフト1位指名大野雄大投手の獲得ptである。2010年は5名が指名されているがドラゴンズの現役選手は大野投手一人だけ。沢村賞投手をもってしても4位止まりと言うことで、もう伸びしろはほとんどないと考えてよさそうだ。

 

2010年ドラフト指名選手

1位 大野雄大
2位 吉川大幾
3位 武藤祐太
4位 森越祐人
5位 関啓扶

 

 

ドラフト年別獲得pt(3位)

 2016年ドラフト組(23.5pt)

 

近年の最高傑作との呼び声高い”華の2016年ドラフト組"が、まさかの第3位でランクイン。第1位間違いなしだと想像していたが、思わぬ結果となった。

選手別の獲得ptトップは10ptのドラフト2位指名京田選手、年間『助演選手賞』を獲得した通り順当な成績を残している。予想を下回る成績に終わってしまったのは、ドラフト1位指名の柳投手(5pt)とドラフト5位指名の藤嶋投手(4pt)か。また、ドラフト4位指名の笠原投手に関しては1ptも獲得できない悔しいシーズンとなってしまった。

しかしながら、ドラフト3位指名の石垣選手(4pt)と育成1位指名の木下投手(0.5pt)がポイントを獲得しており、選手層の厚さと伸びしろの大きさを見せてくれた。

来シーズンは全員のポイント獲得も夢ではなく、ぶっちぎりの1位をとっても何ら不思議のないメンバーだ。

 

2016年ドラフト指名選手

1位 柳裕也
2位 京田陽太
3位 石垣雅海
4位 笠原祥太郎
5位 藤嶋健人
6位 丸山泰資
育成1位 木下雄介

 

 

ドラフト年別獲得pt(2位)

 2013年ドラフト組(42pt)

 

3位を大きく突き放しての第2位は、42pt獲得で2013年ドラフト組が受賞。

貢献者は中継ぎの2投手、ドラフト2位指名の又吉投手(13.5pt)とドラフト5位指名の祖父江投手(27.5pt)だ。中でも年間アカデミー賞』を獲得した祖父江投手の存在は大きく、獲得した27.5ptだけでも第2位となれる数字だ。

その他のドラゴンズ現役選手は、ドラフト3位指名の桂選手(1pt)のみ。今後の伸びしろはあまり期待できないか。

 

2013年ドラフト指名選手

1位 鈴木翔太
2位 又吉克樹
3位 桂依央利
4位 阿知羅拓馬
5位 祖父江大輔
6位 藤沢拓斗
育成1位 岸本淳希
育成2位 橋爪大佑

 

 

ドラフト年別獲得pt(1位)

 2015年ドラフト組(49.5pt)

 

第1位に輝いたのは、49.5ptを獲得した2015年ドラフト組。なんと現役8選手のうち7選手がポイントを獲得するという万遍のない活躍ぶり。

選手別の獲得ptトップは21ptのドラフト3位指名木下選手、次いで順番に13.5ptのドラフト4位指名福投手、12ptのドラフト5位指名阿部選手、7ptのドラフト2位指名佐藤投手、1ptの育成ドラフト6位指名渡辺選手。

そして残りの2人はなんとマイナスポイント。ドラフト1位指名小笠原投手は-3pt、育成ドラフト3位指名三ッ間投手は-2ptという不甲斐ない結果に終わった。

逆に言えば、まだまだ伸びしろは大きそうなメンバー。小笠原投手や三ッ間投手・渡辺選手の活躍次第では、2016年ドラフト組を上回る最高評価を得てもおかしくない選手たちに成長してきている。

 

2015年ドラフト指名選手

1位 小笠原慎之介
2位 佐藤優
3位 木下拓哉
4位 福敬登
5位 阿部寿樹
6位 石岡諒太
育成1位 中川誠也
育成2位 吉田嵩
育成3位 三ツ間卓也
育成4位 西浜幹紘
育成5位 呉屋開斗
育成6位 渡辺勝

 

 

さて、一方で全くポイントが伸びなかったドラフト年もある。

今回、2010~2016年でトップ5が占められているが、2012年と2014年はランクインしていない。2012年は7ptで9位タイ、2014年は10ptで7位となっている。

”即戦力ドラフト”として有名な2014年ドラフト組は、浜田投手と石川駿選手が今シーズン限りで戦力外となり、残る現役は3選手(加藤・遠藤・井領選手)となった。チームへの貢献度が低いまま終わってしまう可能性が非常に高そうだ。

2012年ドラフトも、ドラフト1位指名福谷投手が孤軍奮闘したものの、残るは濱田投手と溝脇選手のみと伸びしろは非常に少なくなっている。

 

逆に、来シーズン飛躍が期待されるのが、7ptで9位タイとなった2018年ドラフト組だ。

今シーズンはドラフト2位・3位指名の梅津・勝野投手がポイントを稼いだが、根尾・滝野・石橋の3選手も来シーズンポイントを獲得しても不思議ではない。一気に3位くらいにランクインしてくればドラゴンズのチーム力は大きく向上するはずだ。

 

全体順位

1位 2015年ドラフト組(49.5pt)
2位 2013年ドラフト組(42pt)
3位 2016年ドラフト組(23.5pt)
4位 2010年ドラフト組(23pt)
5位 2011年ドラフト組(22pt)
6位 2009年ドラフト組(11pt)

7位 2014年ドラフト組(10pt)
8位 2006年ドラフト組(9pt)
9位 2012年ドラフト組、2018年ドラフト組(7pt)

 

 

さて、次回は『年齢別』で獲得ptを確認していこうと思う。