遊び心ある采配
2020/10/1 対阪神タイガース
甲子園球場での対タイガース第3戦。
結果は0-2でドラゴンズの敗戦。
不動の4番ビシエド選手をベンチから外し、波に乗るシエラ選手を起用するという、ドラゴンズ首脳陣にしては珍しい遊び心ある采配を見せた今日の試合。
肝心のシエラ選手がブレーキとなってしまったが、この采配の評価は今日1日では定まらない。
明日以降、ビシエド選手が調子を取り戻す可能性は充分ある。上手くリフレッシュできていれば良いが。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
ヤリエル・ロドリゲス 投手
待ち望んでいた男が帰って来た。負け投手にはなったものの、6回1失点の好投。ピンチでギアを1段上げられる能力は、エースになる資格が充分に備わっている証だ。
怪我で離脱する前の数試合はストレートの球速が落ちていたが、今日は安定して150キロ超えを記録。
勝野・大野・ヤリエル。この3人で回す表ローテは確実に強い。また一つ戦力が充実してきた。
京田 陽太 選手
打撃では何もできず、守備では6回に致命的なフィルダースチョイス。
今日の打線では、3番までが4打席、4番以降は3打席しか立っていないが、少なくとも京田選手に4打席を与える必要はない。
下位打線に戻したいところだが、シエラ選手を2番にするか、それとも勝を抜擢するか。動きがあってもおかしくない。
さて、明日は今シーズン初先発の清水投手が登板。梅津投手復帰まで、順調にいけば3週間ほど。他の先発投手が安定しているだけに、清水投手のこれからのピッチングがドラゴンズ浮上のキーとなりそうだ。