2020/7/11 対広島カープ
結果は4-19でドラゴンズの大敗。
昨日のサヨナラ勝ちの勢いを勝利に繋げられないところに、ドラゴンズの弱さを感じる。
そして、浮き彫りになったのは怪我人の穴である。
加えて、ここまでのドラゴンズを牽引してきた高橋周平選手が新たに怪我をするという、最悪の事態が発生した。
19失点に怪我人発生。
まさに、泣きっ面に蜂である。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
佐藤 優 投手
3番手で登板した佐藤投手は2回無失点の好投。
新たな中継ぎ投手の登場は、今日の試合の数少ないポジティブなニュースである。
三ツ間 卓也 投手
まず浮き彫りになったのは又吉投手の抜けた穴。
先発の勝野投手が炎上したのはもちろん擁護できないが、2番手の三ツ間投手も炎上してしまっては、試合が終わってしまう。
この役割の投手は、常に勢いに乗っている相手と勝負しなければいけない。
今日は流れを切ることが全くできなかった。
しかし、すぐに2軍落ちというわけにはいかない。
まずは5番手で6失点した鈴木博志投手の降格が先である。
勝ちパターンの中継ぎ陣が評価されているドラゴンズだが、負けパターンの中継ぎ陣はかなり弱い。
一人、先発も務められるような頼りになる投手を置いておきたい。
2軍の試合が雨で流れ続けているため、誰が役割を果たせるのか見極められないのだが・・
結局、又吉投手の離脱した穴は、まだ開きっぱなしだ。
さて、途中交代した高橋選手だが、控えめに見ても1ヶ月程度の離脱は覚悟すべき怪我に見えた。
ここで響いてくるのが堂上選手の怪我。
さらには、福田選手がサードを守れることを考えると、アルモンテ選手の怪我も痛い。
この2つの穴も当然だが、開きっぱなしだ。
怪我人の多さがボディブローのように効いてきた。
この2選手の実績からして、すぐに埋まるような穴では無いし、1人で埋められる穴でも無い。
今日は石川駿選手がサードのポジションにつくなど、シーズン開始直後にして、既に総力戦の様相を呈してきたドラゴンズ。
正直、高橋選手の離脱により、優勝を狙うチームとしては、もう崖から落ちている状態だ。
石垣選手がサードに入るのだろう。
確かに長く見てみたい選手である。
ドラフト1位コンビの根尾・石川両選手も、1軍の控え候補として名前があがってきてもおかしくない。
見るのが楽しみである。
しかし、有望な若手の活躍よりも、優勝に向けての戦いを見たいのが本音である。
まだシーズンは始まったばかりだ。
キャプテンの離脱に、気持ちを簡単には切り替えられない。