2021/5/30 対日本ハムファイターズ
札幌ドームでの対ファイターズ第3戦。
結果は4-1でドラゴンズの勝利。
ホークス戦の勝ち越しがマグレではないことを証明するように、敵地・札幌ドームで2勝1敗と勝ち越したドラゴンズ。
クローザーのR・マルティネス投手が抜けて戦力ダウンしたはずの中継ぎ陣が、何故かより盤石の継投を見せるのだから恐れ入った。
福・祖父江・又吉に加えて、谷元・藤嶋・橋本。誰かが崩れる頃には、恐らくロサリオが状態を上げてくるのだろう。
打撃陣も活性化しだし、昨シーズン後半の強かった雰囲気が蘇りつつある。
■主演選手賞
福谷 浩司 投手
6回1失点の好投で今シーズン3勝目。開幕から波に乗れないピッチングが続いていたが、これで前回登板に続き連勝。
柳投手にも小笠原投手にも不調時期は必ずくる。これからのチームは大野・福谷で支えていかねばならない。
■助演選手賞
三ツ俣 大樹 選手
1点差に迫られた直後の5回表、貴重な追加点をもたらしたのは三ツ俣選手のセンター前タイムリー。
いつでもスクイズ可能な器用さが打者有利のカウントを作り出し、ボール2から甘く入った球をコンパクトに振り抜いた。
京田選手と比較しても得点圏での期待値は明らかに高い。
■助演選手賞
又吉 克樹 投手
クローザーに起用されてまだ1週間。5登板4セーブをあげる獅子奮迅の投球でチームを支えている。
長年中継ぎとして活躍してきた又吉投手にとって、クローザーは最高のやりがいを感じるポジションであろう。
さて、今日もウエスタンリーグの若竜はオリックス相手に快勝したが、中継ぎでは鈴木博志投手や岡田投手が登板。
昨日登板した田島投手や佐藤優投手も含め、実績のある投手陣が順調な調整を行なっている。
1軍の中継ぎ陣も万全、2軍の中継ぎ陣も万全。
驚くべきことに、与田ドラゴンズは3年間で2チーム分の中継ぎ投手陣を整備しつつある。