交流戦を終えたドラゴンズ。
今シーズン63試合を消化し、現在借金4つでセ・リーグ4位。
シーズン前、ドラゴンズの優勝に向けて筆者が予想した交流戦終了時の必要貯金数は+1。
交流戦開始時よりは持ち直したものの、依然優勝争いからは大きく遅れをとっている。
次の区切りは、オリンピック中断期間前の7/14。それまでの試合数は23。優勝に向けたシーズン合計の必要貯金数は+3と予想している。
借金4つから貯金3つへ。23試合を15勝8敗で乗り切るには、2勝1敗ペースが必須である。
さて、昨日はマリーンズとのトレードが発表され、ドラゴンズに加藤翔平選手が加入した。
一昨シーズン、オリックスから武田選手がトレードで加入したが、またしても外野手を獲得だ。
複雑な心境なのは同じ外野手陣だろう。
武田選手はもちろん、遠藤選手や井領選手・滝野選手は強力なライバルが加入することになった。
平田選手については、居場所がなくなる危険性もある。
福田選手や根尾選手・ガーバー選手も含め、誰一人満足な成果をあげられていないドラゴンズの両翼。
幸運にも加藤選手の目の前には、レギュラー奪取に向けた道が、坂道も曲がり道もなく続いている。しかもレフトとライトの2本の道だ。
こんなチャンスのある球団が他にあろうか?
加藤選手には是非、全力でこのチャンスを掴みとってもらいたい。