2021/5/16 対ヤクルトスワローズ
バンテリンドームでの対スワローズ第3戦。
結果は2-2で引き分け。
高橋選手や大島選手が、チャンス以外で楽々とヒットを打つ姿にもドン引きしたが、今日最大のドン引きポイントは、根尾選手の2度のバント姿だろう。
バントはバントの得意な選手に。
この世間一般の常識は、与田ドラゴンズには当てはまらないのであろう。7回に送りバントを決められなかった根尾選手が、9回に再び送りバントの構えをした時には、さすがに悲鳴に似た声がでた。
自ら黒星を掴みに行くドン引き采配。こんな試合でサヨナラ勝ちをするのはスワローズと奥川投手に申し訳ない。
野球の神様は、しっかりとダブルプレーで引き分けにまとめてくれた。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
柳 裕也 投手
今日もほぼ完璧な7回2失点。打席での打つ雰囲気もドラゴンズで1番だった。
■助演選手賞
京田 陽太 選手
9回の同点タイムリーは素晴らしかったが、初回の三振をはじめ2番の役割を全く務められていない。
さて、今日も一番残念なことはウエスタンリーグが雨で流れたことだろう。
思えば2シーズン前はタイガースも貧打に喘いでいた。2年間で、近本・糸原・大山・佐藤という核となる日本人打者を作り上げた。
ドラゴンズも今から地道に強打者を育てていかなければならない。今シーズンも40試合を消化、現在の打線の弱さは不調ではなく実力である。
もはやアンタッチャブルな存在などいない。サードが石垣選手や石川昂弥選手になろうと、驚くべきことではなくなってきている。