ビシエド(期待Ranking 7位)
2021年を迎えたところで、気持ちを新たに今シーズンのドラゴンズを占っていくこの企画『2021年シーズン 期待Ranking』。
昨シーズンから大きく飛躍が予想される選手を、筆者の独断でランキング形式(1~10位)にてお伝えしよう。発表順番はランダムだ。
今日は、期待Ranking 7位の発表を行う。
■ 期待Ranking 7位
ビシエド 選手
昨シーズンの実績:打率.267、本塁打17、打点82(109試合462打席)
今シーズンの予想:打率.310、本塁打20、打点90(130試合560打席)
規定打席到達後、自己ワーストとなる打率.267・本塁打17という成績に終わった昨シーズンのビシエド選手。チーム内の相対的な成績では「悪かった」とまでは言えないが、自身キャリアハイの 打率.348・本塁打26(2018年シーズン)から比べれば、「低調」なシーズンであったことは間違いはない。
開幕当初は、昨季NPB最速となる本塁打を記録するなど好調であったが、シーズン中盤以降は死球を受けた影響もあったのか、相手に恐怖を与える4番打者の存在感は発揮できなかった。シーズン終わりには左肩を脱臼し離脱。GG賞を初受賞したものの、3年連続のベストナイン選出は逃す結果に終わってしまった。
今シーズン、ドラゴンズが優勝するためには、「投の大野雄大・打のビシエド」の活躍は必須である。大野投手が仮に2年連続沢村賞を受賞したとしても、ビシエド選手が昨シーズンのような成績に終われば優勝は不可能であろう。
求められるのは、キャリアハイの2018年シーズン(打率.348・本塁打26・打点99)とまではいかなくとも、2019年シーズン(打率.315・本塁打18・打点93)に匹敵する数字である。ビシエド選手の能力と実績からすると、普通にプレーすれば達成可能な成績だと思われる。
昨シーズン、平田選手・福田選手・阿部選手・アルモンテ選手と怪我や不調で本領を発揮できなかった選手が多かった。その陰に隠れて、ビシエド選手の低調さがあまり目立たなかったため、この「伸びしろ」は他球団にも見えていないであろう。
昨シーズン、ほぼすべての数字で自己ワーストを叩き出したエル・タンケの逆襲は、そのまま今シーズンのドラゴンズの躍進に直結するであろう。
■ 期待Ranking
10位:三ッ間 卓也 投手
9位:
8位:岡田 俊哉 投手
7位:ビシエド 選手(new‼)
6位:小笠原 慎之介 投手
5位:
4位:ジャリエル・ロドリゲス 投手
3位:高橋 周平 選手
2位:
1位: