2020/6/5 対西武ライオンズ 練習試合
メットライフドームでの対ライオンズ第1戦。
結果は5-8でドラゴンズの敗戦。
■主演選手賞
岡野 祐一郎 投手
負けた試合にもかかわらず、主演選手賞に先発の岡野投手を選出したい。
強力ライオンズ打線を相手に初回からエンジン全開。145キロのストレートで押しまくり、2回には中軸から三者連続三振。
3回に連打でピンチを迎えたものの最少失点で切り抜け、4回を1失点の素晴らしいピッチング。
立ち上がりが安定していること、四球がないこと、アウトローのストレートをいつでも投げれること。
岡野投手の良さが存分に発揮された投球だった。
今日先発をしたということで、開幕6戦目の先発枠を昨日登板した吉見投手と争うと思われる。
今日の投球で岡野投手が大きく一歩リードしたと考えて良いだろう。
■助演選手賞
井領 雅貴 選手
途中出場が多い中、練習試合4試合目で早くも2回目の助演選手賞を受賞。
2回に序盤の流れを決定付けるスリーランホームランを放ち、スタメン起用に応える結果を残した。
シーズンでは代打としてチャンスの場面での起用が想定される。
この調子を維持したままシーズンを迎えてもらいたい。
ゴンサレス 投手
6回にライオンズ打線につかまり、5失点で逆転を許す。この失点で今日の試合の流れは終了した。
但し、投げてるボールはそこまで悪くなく、打ち込まれている中でも四球で乱れる雰囲気はなく、ランナーへの牽制も怠らない点は、安心感を与えてくれる。
これまで抑えてきた中で、今日は打たれたということである。
さて、7回には先日10失点炎上でプロの洗礼を受けた橋本投手が登板した。
今日は変化球のコントロールが安定しており、危なげなく三者凡退で切り抜けた。
スライダーのキレが抜群に良いので、左打者は打つのに相当苦労しそうな投手である。
岡野投手、橋本投手そして郡司選手。
頼もしいルーキーたちが入ってきた。
最後に、明日の先発は山本拓実投手という情報だ。
これで開幕ローテーションが見えてきた。
ヤクルト3連戦を、大野ー山本ー梅津。
DeNA3連戦を、柳ー小笠原ー岡野(吉見)。
似たタイプが並ぶことなく左右のバランスも良い。
明日は山本投手の快投を期待しよう。