意気地にならない好采配
先発・松葉を6回まで引っ張るか、不振の祖父江を起用するか、清水やロドリゲスの回跨ぎを試すか。
この3択からどれかを選ぶ展開となった今日の試合。清水の回跨ぎが失敗に終わったことに対し、安易に采配を否定することはできない。代わりの選択肢も成功率が高いとは言えないからだ。
むしろ8回。ロドリゲスの回跨ぎを避け、祖父江を起用したのは好采配だった。
当初は清水-ロドリゲスで6-8回の3イニングを乗り切る想定だったはずだが、清水の回跨ぎが失敗。
意気地になり、今度はロドリゲスを回跨ぎさせる可能性もあったはずだ。
大事なのは失敗したことを繰り返さないこと。今日は試合中に上手く軌道修正し、試合を勝利に結びつけた。
祖父江の好投が明日以降の選択肢を増やす結果になったことも併せて、今日は意気地にならない好采配だった。