中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

野手の熾烈な開幕一軍争い


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2020/3/22 対広島カープ 練習試合

MAZDAスタジアムでの対広島カープ第3戦目。結果は、8-9でドラゴンズの勝利。MAZDAで3連勝という素晴らしい結果でしたが、終盤は流れがグチャグチャの両チーム乱打戦となり、見てて疲れる試合でした。

では、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を選出します。

 

■主演選手賞

 ゴンサレス 投手

根尾と三好。両チーム2塁手の拙い守備がゲームの流れを破壊したこの試合。7回裏の広島の攻撃から2点5点3点2点と4連続で複数得点が記録され、バットに当たればヒットになるという両チームの投手にとっては恐ろしいゲーム展開。逆転した9回の裏に登板したのは新外国人のゴンサレス。流れそのままに打ち取ったあたりがヒットになるなど、いきなり無死満塁。しかしここからイライラせずに、3ボールから押し出しも出さず、耐えて無失点でゲームを締めくくりました。

他の投手陣が不甲斐ない中で、一人評価を高めて見事に主演選手賞に選出です。

 

■助演選手賞

 渡辺 勝 選手

3安打猛打賞の活躍を見せた勝君を選出。特に素晴らしいのは7回表のスリーベースヒット。試合の流れとしては、6回表に阿部の同点HR、その裏、抑えねばならぬ回に小笠原が失点、7回表に追いつかなければ8回9回は本来セットアッパー・クローザーが登板し、点を取るのは非常に難しい展開。

結果的にこの渡辺のスリーベースは得点につながらなかったが、簡単に2死を取られた後、前の打者である京田が空振り三振をしたアウトローへの落ちる球を左中間へ。非常に良い打席でした。8回のタイムリー2塁打も見事です。

 

■助演選手賞

 武田 健吾 選手

8回表に値千金の同点タイムリー2塁打。途中出場からの初打席で見事に期待に応えました。シーズン中もこのような場面での代打出場が予想される中、首脳陣へのアピールに成功しました。

無死一塁二塁から二人が凡退するという嫌な流れの中、緩いカーブに上手く合わせて打ちました。

 

溝脇の怪我で控え野手陣が手薄になったドラゴンズ。昨年の開幕一軍控え野手は捕手を除き6人。今年は打のアルモンテ・井療・石川、守の堂上・武田、走の溝脇を予想していましたが、溝脇の離脱により走力のある渡辺には大きなチャンスが回ってきました。

現状、ドラゴンズには代走の切り札と呼べる野手がいません。昨年は主に亀澤と遠藤が努めていましたが、相手にはそれほどプレッシャーにならなかったでしょう。渡辺はどうなのか?開幕一軍に最も近づくであろう走のアピール、今後の練習試合で期待したい。