中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

苦手な屋外 雨模様

2021/6/19 対東京ヤクルトスワローズ

 

神宮球場での対スワローズ第2戦。

結果は7-3でドラゴンズの勝利。

 

柳投手で試合を落とした後に、小笠原投手で勝ちを取り返す。

先日のイーグルス戦に続いて、柳投手が打ち崩される程好調な相手打線に対し、粘り強く試合をつくった小笠原投手

これで自身最多に並ぶ5勝目。1年間ローテーションを守ることができれば、二桁勝利も夢ではなくなってきた。

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよう。

 

 

■主演選手賞

 大島 洋平 選手

 

チャンスで巡ってきた打席で、見事にランナーを返す4打点の活躍。小川投手を序盤でマウンドから下ろしたことが、ドラゴンズの追加点にもつながっている。

 

 

■助演選手賞

 小笠原 慎之介 投手

 

ドラゴンズの投手陣では珍しくビジター球場を苦にしないのは非常に心強い。加えてドラゴンズは、屋外球場の雨模様の試合を極端に苦手にしている。

そんな中、満塁のピンチを2度も迎えながら最小失点で試合をつくった小笠原投手送りバントも見事に決め、勝ち投手に相応しい活躍を披露した。

 

 

■助演選手賞

 阿部 寿樹 選手

 

2安打1本塁打4出塁の大活躍。特に、粘って四球を選んだ第1打席と第四打席は素晴らしかった。

久しぶりの出場となったが、鬱憤を晴らす活躍を見せてくれた。

 

 

さて、2勝1敗ペースで突き進む必要があるドラゴンズには、ビジターといえど明日は勝たねばならぬ試合だ。

しばらく白星が付いていない野投。得意のスワローズ相手に真価を発揮してもらいたい。

 

未来に向けたパワーヒッター

2021/6/18 対東京ヤクルトスワローズ

 

神宮球場での対スワローズ第1戦。

結果は2-5でドラゴンズの敗戦。

 

交流戦後の開幕カード初戦は、スワローズの本塁打2本に沈み黒星スタート。ドラゴンズからしてみれば、今シーズン素晴らしい投球を続ける柳投手が5失点するという、諦めのつく敗戦となった。

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよう。

 

 

■主演選手賞

 該当なし

 

 

■助演選手賞

 加藤 翔平 選手

 

ドラゴンズデビュー戦で、初打席初球をレフトスタンドへ。それまで手も足も出なかったスワローズ先発・石川投手からあっさりと得点を奪い、一時は同点に追いつく試合の流れを作った。

 

 

ゴールデンラズベリー賞

 柳 裕也 投手

 

オスナ選手に打たれたホームランも、前の打者・村上選手に打たれたようなものである。

今シーズン、とことん打ち込まれる村上選手を押さえ込まない限り、スワローズ戦での勝利は見込めないだろう。

 

 

さて、ウエスタン・リーグでは石垣雅海選手が久しぶりの本塁打を放って勝利に貢献。今シーズン怪我をして以降、本来のバッティングが見られない状態が続いていただけに、嬉しい一発となった。

 

日本人パワーヒッターの不足が深刻なドラゴンズにおいて、それを短期的に解消するための手段は、ドラフトでのルーキー獲得ではなく、現有戦力の成長である。

 

2軍の中であれば、石橋選手・郡司選手あたりも伸びる可能性は高そうだが、ポジションを考えれば筆頭は石垣選手石川昂弥選手となる。

 

石垣選手には、昨シーズンのように2軍で圧倒的な成績を残し、1軍での出場機会を掴み、少しでも早くドラゴンズの弱点を補うパワーヒッターとして、レギュラーを掴み取ってもらいたい。

 

坂道も曲がり道もない道

 

交流戦を終えたドラゴンズ。

今シーズン63試合を消化し、現在借金4つセ・リーグ4位。

 

シーズン前、ドラゴンズの優勝に向けて筆者が予想した交流戦終了時の必要貯金数は+1

交流戦開始時よりは持ち直したものの、依然優勝争いからは大きく遅れをとっている。

 

次の区切りは、オリンピック中断期間前の7/14。それまでの試合数は23。優勝に向けたシーズン合計の必要貯金数は+3と予想している。

 

借金4つから貯金3つへ。23試合を15勝8敗で乗り切るには、2勝1敗ペースが必須である。

 

 

さて、昨日はマリーンズとのトレードが発表され、ドラゴンズに加藤翔平選手が加入した。

一昨シーズン、オリックスから武田選手がトレードで加入したが、またしても外野手を獲得だ。

 

複雑な心境なのは同じ外野手陣だろう。

武田選手はもちろん、遠藤選手井領選手・滝野選手は強力なライバルが加入することになった。

平田選手については、居場所がなくなる危険性もある。

 

福田選手根尾選手・ガーバー選手も含め、誰一人満足な成果をあげられていないドラゴンズの両翼。

 

幸運にも加藤選手の目の前には、レギュラー奪取に向けた道が、坂道も曲がり道もなく続いている。しかもレフトとライトの2本の道だ。

こんなチャンスのある球団が他にあろうか?

 

加藤選手には是非、全力でこのチャンスを掴みとってもらいたい。

 

クローザー不在の歪み

2021/6/13 対西武ライオンズ

 

メットライフドームでの対ライオンズ第3戦。

結果は3-4でドラゴンズの敗戦。

 

昨日の敗戦とは違い、ドラゴンズにとって今日の敗戦はとても痛い。

投手力を武器とするドラゴンズは、同点で終盤を迎える試合を極力落としてはいけない

 

交流戦終盤、ドラゴンズの勝ちパターンに綻びが見られていることは、今後の大きな不安材料。クローザー・Rマルティネス投手の合流までおよそ10試合か。

持ち堪えられるのか。

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよう。

 

 

■主演選手賞

 該当なし

 

 

■助演選手賞

 堂上 直倫 選手

 

7回表に同点タイムリーツーベース。

併殺打が続いていたが、自身の打撃でそれを取り返した。

 

 

ゴールデンラズベリー賞

 福 敬登 投手

 

福投手vs呉選手。

8回裏の勝負で、ゲームの勝敗は決した。

最近の福投手祖父江投手は、勝ちパターンを任せるには心許ない。クローザーがいないことで又吉投手を勝負どころで起用できない歪みが生じている。

しんどい継投が続きそうだ。

 

 

タラレバ岡野

2021/6/12 対西武ライオンズ

 

メットライフドームでの対ライオンズ第2戦。

結果は3-7でドラゴンズの敗戦。

 

初回6失点の受け止め方は難しい。

三ツ俣選手のエラーがなければ、高松選手福田選手の両翼の守備力が高ければ‥先発・野投のピッチングはどうなっていたのだろうか。

 

守備力を軽視したスタメンに対し、不運にも守備力を試すような微妙な当たりの連続。今日はスタメンが裏目に出た日なのだろう。

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよう。

 

 

■主演選手賞

 該当なし

 

 

■助演選手賞

 該当なし

 

 

ゴールデンラズベリー賞

 岡野 祐一郎 投手

 

梅津投手が本調子でない中、ジャリエル投手が戻ってくるまでの1ヶ月余りは、誰かが先発ローテ6人目を務めなければいけない。

野投手・笠原投手・松葉投手・山井投手‥2軍で先発を任されている投手たちだが、正直誰が投げてもライオンズ打線を抑えるのは困難だろう。

その中で1番結果を残してきた岡野投には、まだまだ3試合は投げてもらわねばならない。

 

遠藤一星が必要

2021/6/11 対西武ライオンズ

 

メットライフドームでの対ライオンズ第1戦。

結果は6-5でドラゴンズの勝利。

 

セ・リーグの各チームを相手に、ゲーム終盤の驚異的な追い上げをたびたび見せていたライオンズ・山賊打線

いざ相手となると笑えない。

序盤5点差の楽勝ムードも、アレよアレよと詰め寄られ、最後は紙一重のタッチプレーでなんとか勝利。

 

ドラゴンズとしては、9回表の満塁チャンスで武田選手を打席に立たせなければならない状況と、9回裏のライト高松選手に守備固めを出せない状況は、送球に改善する必要がある。

 

つまり、もう1枚外野守備要員が必要

2軍の中では遠藤一星が適任だろう。

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよう。

 

 

■主演選手賞

 堂上 直倫 選手

 

4回までに猛打賞を決める圧巻の打撃。極め付けは7回の第四打席、先頭でツーベースを放ち貴重な6点目に貢献。

堂上ー三ツ俣の二遊間など、開幕前は想像もできなかったが、堂々と実力でレギュラーを掴み取っている。

 

 

■助演選手賞

 大島 洋平 選手

 

3回に高松選手の盗塁をアシストしながら、タイムリーヒットを放つ貫禄のプレーを披露。その後に見事盗塁も決め、ライオンズ先発・高橋投手を混乱に陥れた。

 

 

■助演選手賞

 滝野 要 選手

 

ラストプレーの悪送球に対するバックアップは、基本的なプレーだがそれを怠らなかった。適確な本塁への送球がドラゴンズの白星を守った。

 

 

さて、先発の野投だが、初球のツーシームを投げた時点で、先週との差は明確だった。

本調子にはまだ遠いが、ツーシームで空振りがとれる大野投手は、強い。

久しぶりの勝ち星も掴み取り、良い感触で交流戦を終えることができただろう。

 

戻るか大野のツーシーム

2021/6/10 対楽天ゴールデンイーグルス

 

楽天生命パークでの対イーグルス第3戦。

結果は3-7でドラゴンズの敗戦。

 

今日の試合も当然勝ちたかったが、苦しい三連戦で1勝できたのは最低限の結果であろう。

明日からのライオンズも厳しい戦いとなりそうだが、ドラゴンズは先発投手が踏ん張るしか勝ち目はない。

野投手のツーシームが戻っているかどうか。山賊打線が相手だ、戻っていなければ3回持たずにKOだろう。

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよう。

 

 

■主演選手賞

 該当なし

 

 

■助演選手賞

 該当なし

 

 

ゴールデンラズベリー賞

 阿部 寿樹 選手

 

序盤にチャンスで回ってきた2打席で結果を出すことができなかった。イーグルス先発の瀧中投手はボールが真ん中に集まっていただけに、今日は攻略しなければならなかった。