中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

災い転じて福となる


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これで今シーズンのジャイアンツ戦は、全て1勝2敗。しかも、3カードともに2敗後の日曜日になんとか白星を手にしている。

 

正直、防戦一方となっている今シーズンのジャイアンツ戦だが、三連敗していないことは大きい。

この日曜日の踏ん張りが、シーズン中盤以降の活力を生み出すかもしれない。

 

それにしても、主力を欠いた東京6連戦を3勝3敗の5割で乗り切ったのは良い意味で予想外。

 

特に、代役として出番をもらった選手たちは輝きを魅せてくれた。石橋が2戦連続完封を導く好リードを魅せれば、根尾はイムリー2本でチームの勝利に貢献した。

 

しかし、この期間で最も輝きを放ったのは、1週間で3本塁打を記録したアリエル・マルティネスで間違いない。

 

ストレートに強く、外の変化球を見極められ、逆方向にも強いあたりが打てる。フライボールヒッターで極端に併殺が少ない。

2軍では圧倒的な成績を残し、打のポテンシャルは底知れないアリエルだが、昨シーズンから1軍では今ひとつ結果を残せずにいた。

 

今シーズンも開幕は2軍でスタートし、1軍昇格となってからもスタメン出場は限定的。高橋周平復帰後には、レフトを阿部が務めることが多く、今後出場機会はさらに減ることが予想された。

 

それがコロナにより状況一転。

一時はビシエドに代わり4番を務めるのだから、何が起こるか分からない。

 

兎にも角にも、1軍の壁を打ち破る気配のあるアリエルは、ドラゴンズにとっての大戦力。

不動のレフトの座はもちろん、交流戦ではDHとしても期待できる。

 

災い転じて福となる。

この苦境を乗り越えた時こそ、ドラゴンズは1つ上の選手層を手に入れることができるだろう。