中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

流れに身を任せることもできず


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2021/5/14 対ヤクルトスワローズ

 

バンテリンドームでの対スワローズ第1戦。

結果1-4でドラゴンズの敗戦。

 

幾度となくチャンスを潰してしまった今日の試合だが、筆者の中での勝敗は4回裏ドラゴンズの攻撃でほぼ決していた

 

良い采配は、時に試合の流れを反転させる。与田ドラゴンズにそこまでは求めないが、真っ当な采配は、試合の流れに身を任せるものだ。

 

4回裏、スワローズ2番手今野投手が突如制球を乱し、3者連続四球で1死満塁のチャンスが到来。

ここで与田ドラゴンズは先発の野投を早めに諦め代打を起用。ここまでは良い。

目を疑ったのは、代打として打席に立ったのが福田永将選手であったことだ。

 

相手はストライクが入らないで困っている。ドラゴンズベンチには選球眼の鬼福留孝介がいる。打席にはボール球スインガー福田永将を送る。

 

センスが無さすぎる采配は、時に試合の流れを自ら手放す。最低限、試合の流れに身を任せることさえできれば、相手の今野投手にとって最も嫌であろう代打・福留孝介を選択できた。

 

案の定、ボール球に手を出し早々と追い込まれる福田選手に、押し出しの恐怖から解放され息を吹き返していく今野投

ここで勝負アリだ。

 

過去の名将・落合博満監督は、リードしている試合の終盤、試合の流れを手放す可能性がある盗塁失敗を避けるために、盗塁企画自体を禁止した。

 

采配には、どんな試合でも正解となるような万能な采配はない。その試合、その場面で、流れに身を任せる采配を選ぶことができるかどうか

そういった意味で、与田ドラゴンズの采配は致命的に流れが読めていない

 

 

それでは、本日の中日ドラゴンズアカデミー賞を発表しよう。

 

 

■主演選手賞

 該当なし

 

 

■助演選手賞

 藤嶋 健人 投手

 

2番手で2回を無失点投球。祖父江・福の両投手がピリッとしない中、今後の中継ぎ陣を支える存在になれるか。