2021/5/11 対阪神タイガース
甲子園球場での対タイガース第1戦。
結果4-4で引き分け。
昨シーズン1勝しか出来なかった苦手甲子園球場に今シーズン初めて乗り込むドラゴンズ。
この苦戦必至の三連戦に、ドラゴンズはエース・大野投手の離脱で完全裏ローテで臨むことになった。
福谷投手も柳投手もいない、小笠原-ジャリエル-梅津の先発ローテでどこまで食い下がれるか。恐ろしくも楽しみな裏ローテによるタイガース戦は、今シーズン好調の小笠原投手の先発で幕を開けた。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
小笠原 慎之介 投手
6回3失点と成績だけ見れば無難な出来だったが、初回から好調さを感じさせるタイガース打線を、敵地で無難に抑えることは想像以上に難しいはずだ。
左打者中心のタイガース打線に得意のチェンジアップが使えず苦労したが、それでも試合を作れる投手なのがとても頼もしい。
タイガースのエース・西投手と互角以上に渡り合い、あわや白星というところまで相手を追い詰めた。
■助演選手賞
ビシエド選手
初回に失点しリズムに乗れない小笠原投手を助けたのは、2回のビシエド選手の守備で間違いないだろう。
京田選手からのハーフバウンド送球を好捕し、続け様に高橋選手のハーフバウンド送球を好捕。
2回に失点していれば、小笠原投手は早々にマウンドを降りていたかもしれない。
さて、裏ローテ1番手の小笠原投手は、役割をきっちり担い申し分のない引き分けという結果を呼び込んだ。
明日は今シーズン初登板となりジャリエル投手が先発。タイガース打線を圧倒できるポテンシャルを持つ“恐ろしくも楽しみな”投手だけに、小笠原投手の好投に続いてもらいたい。