中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズ アカデミー賞

中日ドラゴンズを応援しています。主に試合で感じたことをアカデミー賞風に綴っています。

立浪氏を彷彿とさせる根尾昂のインコース捌き


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宮崎フェニックスリーグ

2020/11/13 対横浜DeNAベイスターズ(10-1勝利)

 

1軍から根尾選手を含む野手数名が参戦し、心機一転ベイスターズ戦に臨んだ若きドラゴンズ。これまでの得点力不足が嘘のような猛攻を披露し、12安打10得点で快勝。

これで戦績を2勝3敗とし、チームに勢いが出てきた。

 

 

それでは、今日の試合で注目した選手について、簡単にコメントしよう。

 

 

伊藤康祐選手

1番でスタメン出場し、2安打2打点1本塁打の活躍。

今シーズンは1軍昇格のない悔しいシーズンを味わった高卒3年目の伊藤選手。昨シーズン終盤、打撃力が目に見えて向上していた伊藤選手だが、今シーズンの序盤は逆に非常に苦しんだ。タイミングの取り方を変えたことが原因だと思われるが、結果が出ないこともあり、今シーズン中盤以降は昨年の打撃フォームに戻したと思われる。

その成果、最近はヒット・長打を量産し、打撃力が上昇ムードになってきた。バットを振り子のように動かしながらタイミングを取り、無駄な動作の少ないシンプルなフォームでセンター中心に打ち返す。

今日の本塁打も、1軍で先発ローテーションとして登板していたベイスターズの坂本投手が投じた甘い球を、逃さず一振りでレフトスタンドへ運んだ。

 

若手の外野手の中では、走・攻・守のバランスが最も良く、1軍を狙える土台は揃っている。昨日の試合でも見せてくれた「レーザービーム」を1軍の舞台でも早く披露してもらいたい。

 

 

根尾昂選手

久しぶりに快心の本塁打が飛び出した。

インコースのストレートに対し、腕をたたんで身体をクルっと回転。まるで現役時代の立浪和義のような見事なバッティング。捉えた打球はあっという間にライトスタンド場外へ。根尾選手の魅力が詰まった素晴らしい本塁打であった。

元々逆方向に長打を打つのが得意なだけに、インコースをしっかり引っ張ることができれば、相手に与える脅威はさらに増すはずだ。

 

 

佐藤優投手

先発のマウンドに立った佐藤投手は5回1失点のまずまずの内容。

緩い変化球を上手く使い、無四球で投げ終えた点は大きく評価できそうだ。ただし、シーズン中も素晴らしいピッチングをする日はあっただけに、課題は波を少なくすることである。

フェニックスリーグ全体を通して安定したピッチングができるようであれば、来シーズンに期待が持てるといえそうだ。