2020/10/17 対広島カープ
結果は5-2でドラゴンズの勝利。
『スラムダンク』も最終盤、全国王者・山王工業との一戦で、高校NO.1センタープレイヤーの河田選手と対峙した湘北高校のキャプテン赤木。
圧倒的な実力差にも関わらず、意地になり無謀な攻めを繰り返す赤木だが、ふと冷静になり考えを改める。
『オレが河田に勝てなければ湘北は負けると思っていた。俺がダメでもあいつらがいる。あいつらの才能を発揮させてやればいい。そのために体を張れるのはオレしかいない。おそらく現段階でオレは河田に負ける。でも湘北は負けんぞ。』
■主演選手賞
柳 裕也 投手
明治大学の後輩であるカープ森下投手との投げ合いに臨んだ今日の試合。
3回までに2点を奪われるも、むしろ2失点で済んでいるのがラッキーといえる投球内容。
2軍でリフレッシュしたはずの効果は感じられず、今シーズンのイマイチな投球内容は変わらず、スライダーを中心にコントロールが悪く、3回で交代になっても文句は言えない状態であった。
対する森下投手は、150キロ超のストレートと緩いカーブを中心とした見事な投球。7回を1失点に抑え、結果・内容ともに柳投手を上回る投球を披露した。
だが、ドラゴンズは試合に勝った。
ヒーローは7回2失点の柳投手。4回から7回までを無失点で切り抜ける、粘りと意地の投球。
『1点差でついて行けば、あいつらが何とかしてくれる。』まるで赤木のような勝利への執着心で、8回表の逆転をチームに呼び込んだ。
■助演選手賞
阿部 寿樹 選手
8回表に値千金の逆転タイムリー。
4回表のチャンスで三振を喫した悔しい想いを自ら晴らした。
■助演選手賞
高橋 周平 選手
4回表に1点差に詰め寄るタイムリー。
無得点で試合が進めば、森下投手の完封が視野に入っていたところ、序盤に1点を奪えたのは非常に大きかった。
さて、夜はウエスタン・リーグの首位攻防第2ラウンド。先発の山本投手はソフトバンク打線を抑えることが出来るのか。
明日先発の同期・清水投手に負けないピッチングを期待したい。