2020/9/16 対広島カープ
結果は2-9でドラゴンズの敗戦。
1軍の試合を見るワクワク感が消えてきたのは、ドラゴンズ打線に失望しているからか。はたまた、ジャイアンツが勝ち過ぎているからか。
優勝の望みがほぼ無くなり、2試合連続で序盤に大量リードを許し、打てない打線を観ているのであれば、むしろ“夢の国”ウエスタンリーグの方を本気で応援したくなる。
早速、本日の中日ドラゴンズ新世代の活躍をお知らせしよう。
石川昂弥選手
右に左にセンターに。見事3安打猛打賞でチャンスメイク。打率を.298に上げ、ウエスタンリーグ第3位。昨日はもう少しで満塁ホームランという当たりも放っており、プロの投手に確実に順応してきている。
岡林勇希選手
こちらも負けじと3安打猛打賞。最近ヒットが出ていなかったが、これで打率を.315と持ち直した。規定打席到達まであと1〜2打席の状況であるため、石川選手を抜いてウエスタンリーグ第3位でのランクインは間違いなさそうだ。
特に第2打席のライトオーバーとなるタイムリーツーベースは、捉えれば長打も打てることを素晴らしい打撃で証明した。
根尾昂選手
1安打1四球と目立った活躍は出来なかったが、初回のセンターフライも内容は良かった。打率は.267と、ウエスタンリーグ第6位前後。
特質すべきはむしろ守備か。内野守備は昨年に比べると着実に安定してきている。
清水達也投手
1軍昇格を見据えてか、3番手で登板し、2回を5奪三振の無失点。規定投球回数に僅か4イニング程届いていないが、到達すれば防御率はウエスタンリーグ断トツ1位の1.41。1軍にエースが引き抜かれるのは正直大打撃だ。
藤嶋健人投手
1軍で奮闘する数少ない新世代。今日もドS采配のもと満塁のピンチでマウンドへ。長野選手にタイムリーを打たれたものの、坂倉選手に対する投球は圧巻。2ボールから力で三振を奪った。
しばらく自責点はとられそうにない。
今日の試合では、新世代の活躍に加え藤井選手・大野選手らのベテランも打ちまくり、9-5で3位オリックスに連勝。
これで9連勝となり貯金は8つ、首位ソフトバンクに2.5ゲーム差。
勝負は今週・来週。1軍に清水・山本・勝野投手あたりが引き抜かれ、先発陣が手薄になる。誰が登板するかは分からないが、小笠原投手・吉見投手・橋本投手などの好投に期待したい。
そして、リーディングヒッター石垣選手の2軍合流は果たして叶うのか。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
該当なし
岡野祐一郎投手