2020/7/4 対読売ジャイアンツ
東京ドームでの対ジャイアンツ第2戦。
結果は3-7でドラゴンズの敗戦。
首位ジャイアンツ相手に連敗となったドラゴンズ。
今日の敗戦が意味のある敗戦かどうかは、明日の出場選手登録抹消のニュースで判明する。
まずは、吉見投手。
首脳陣にとって、かつてエースとして名を馳せた吉見投手の起用法ほど、難しいものはない。
伸び代もなく貯金を期待できるわけでもないが、練習試合で結果を残し続ければ、公式戦で起用しないわけにもいかない。
昨シーズンと同様、開幕から3登板目でそのタイミングはやってきた。
来週からは、新たな先発投手が投げることとなりそうだ。
2軍で結果を残す勝野投手が有力か。
次に、鈴木博志投手。
起用できる場面が少なすぎる。
長い回を投げれるわけでもなければ、大事な場面で投げれるわけでもない。
先発が早めに崩れた試合のロングリリーフは、とても重要なポジションである。
流れを止め、流れを引き寄せ、投球次第では負けゲームを勝ちゲームに変えられる。
一昨年、藤嶋投手がこの役割を担っていたときのドラゴンズは強かった。
現状、三ツ間投手も鈴木投手もその役割を担うことができていない。
ここは、勢いのある若手投手の起用を考えたい。
藤嶋投手の準備が整っていれば、橋本投手の役割をこちらに変更しても良いかもしれない。
2軍からは鈴木翔太投手が面白そうだ。
鈴木博志投手は、2軍で先発としてゼロからやり直し、3年後の再登場を期待したい。
このままだと未来が描けない。
■主演選手賞
該当なし
■助演選手賞
アリエル・マルティネス 選手
今日の試合、ジャイアンツ2番手の鍬原投手も内容は鈴木博志投手と変わらない酷いコントロールであった。
それを助けるように、ボール球を振りまくるドラゴンズのレギュラー陣。
フォアボール選べばいいじゃん?
出場2試合目ながら、そんなゆとりの見える6回表の今日初打席。3得点につながる見事な出塁であった。
また、守っては捕手として途中出場。
守備機会をこんなに早く貰えるとは驚きだ。
盗塁を刺すなど、無難な守備を披露した。
■助演選手賞
溝脇 隼人 選手
代打出場で見事な2ベースヒット。
筆者が納得できないのは、何故そのまま守備に就かせなかったのか、という点である。
精彩を欠く阿部選手。
A・マルティネス選手を捕手として起用する、ある意味勝敗を度外視する采配。
溝脇選手にチャンスを与える絶好の試合ではなかったか。
祖父江投手の登板もそう。
中途半端に勝ちにこだわると選手も困惑する。
吉見 一起 投手
先発としてのプライドを貫くか、プロとして生き残るために他の道を探すか。
本人の中では、もう決まっているのだろう。
さて、不甲斐ないのは平田選手や福田選手、阿部選手などの主力野手陣だ。
ジャイアンツ唯一の弱点ともいえる中継ぎ陣から出塁さえもできない。
首脳陣も頭が痛いところだが、アルモンテ選手がいない今、特に福田選手は我慢して使い続けるしかないであろう。
挽回のチャンスはまたまだある。
明日の奮起に期待したい。