2020/6/2 対ヤクルトスワローズ 練習試合
神宮球場での対ヤクルト第1戦。
久しぶりのプロ野球でテンション高めに観戦したが、結果は3-15でドラゴンズの大敗。
2軍で根尾選手が爽快なスリーベースを放ったことが一番のポジ要素でした。
■主演選手賞
該当なし
序盤で大量失点。
受賞に値する選手はいなかった。
■助演選手賞
ビシエド 選手
本塁打2本の活躍。
暑くなってからの開幕はビシエドにとって追い風か。
阿部 寿樹 選手
残念ながら、今日は阿部の日ではなかったようだ。
ただ、それだけである。
信頼は揺るがない。
今日の試合、注目したいポイントは橋本投手の2イニング目である。
10失点した後の5回、誰もがまさかと思ったはずだが、マウンドに上がったのは回跨ぎの橋本投手。
特に解説者は混乱の極み。
意図が分かりません、とか、橋本投手は先発調整なんですね、とか言い出す始末。
初球のスライダーを投げて、続投の意図はすぐに理解できた。
それは、変化球を試合中に修正するということである。
1イニング目の4回、橋本投手は変化球でストライクが全くとれず、ストレートを狙い撃ちされていた。
2イニング目、初球スライダーでストライク。2球目スライダーで空振り。3球目チェンジアップでピッチャーゴロ。
見事に変化球をストライクゾーンに集め、1アウトをとったところで交代した。
もちろん本来であれば、1イニング目の途中から修正していかねばならない。
但し、そこはルーキー。
これまで好投を続けていたこともあり、集中打を浴びるのは初めてだ。
今日は、2イニング目に修正出来たこと。
そこを評価したい。
プラスに捉えるならば、凄まじい切れ味のスライダーと左投手特有のチェンジアップを、開幕相手のヤクルトに知られずに済んだ。
ヤクルトは必ず橋本投手を舐めてかかってくる。
リベンジの舞台は開幕3連戦である。
そして何より、2イニング目にマウンドに上がらせた首脳陣。橋本投手への期待と信頼を感じる見事な采配であった。
初めての監督賞を授与したい。
■監督賞
橋本投手の回跨ぎ